世界最高のWPフレームワーク『Genesis』とは?
こんにちは、
北陸のWeb制作会社に勤める
コーダーのdaimaです。
日本で人気のある
Wordpressテーマといえば
『Stinger』や『Stroke』、
『賢威』『Simplicity』などが有名ですよね。
ですが、世界規模で見た場合
最も多くのWebサイトに利用されているのは
STUDIOPRESS社が提供する『Genesis』
というWordpressテーマなのです。
genesisは
日本ではまだ馴染みの薄いテーマですが、
世界で500,000以上のサイトに導入されていて
その利用者には、元GoogleのMatt cuttsや、
月一千万を稼ぐプロブロガー、
Pat Flynnらも含まれています。
私は先日、業務上の案件でこの
Genesisに初めて触れたのですが、
触れば触るほど、その美しいコードや
合理的な設計、そして圧倒的な
表示速度とセキュリティ性に魅せられ、
一気にこのテーマの虜となってしまったのです。
そこで本日は、
そんなGenesisの魅力を
もっと多くの方に知っていただくべく、
genesisの人気の秘訣から、
購入の手順、実際の使い方に至るまで
詳細に紹介していきたいと思います。
Genesisを導入するメリット
SEOに強い
今やWEB業界のトレンドとなっている
『コンテンツマーケティング』という
言葉を最初に生み出したSTUDIOPRESSだけあって、
genesisのSEOに対する取り組みは
半端なものではありません。
genesisのコードは美しく、
HTML5の基準に完璧に従って書かれており、
さらにSEOの重要な指針の一つである
サイト表示速度も非常に高速です。
また、国内の有料テーマでも
まだ対応しているものが少ない
マイクロデータ(schema.org)に
対応している点も見逃せません。
schema.orgとは、
一定のルールに則ってHTMLを
マークアップすることで、
検索エンジンにより正しい
文字の文脈を伝えることができる、
最新のSEO技術のことを指します。
このschema.orgを指定することで、
クローラーがページの解析をしやすくなり、
また検索結果のリッチスニペット上にある
画像やレビュー情報の表示部分に、
適切な情報を載せることも
できるようになるのです。
パフォーマンスが高速
simplicityとgenesisの
表示速度を比較した結果です。
simplicityも優秀なテーマですが、
genesisの場合は
世界最高のエンジニアが
チームで開発しているということもあり
速度度面で太刀打ちできるフレームワークは
なかなか存在しないでしょう。
圧倒的なセキュリティ性の高さ
SEO面でのメリットと並んで
genesisを採用すべき最大の理由が、
セキュリティ面の堅固さです。
公式サイトによれば、
genesisの開発にあたっては
セキュリティ専門家を複数招き、
さらにWordpressの中心的な
開発者の一人である
Mark Jaquithのアドバイスに従って
最適なフレームワークを構築しているそうです。
WordPressは世界で一番
使われるCMSであり、同時に
世界で一番ハッカーから
狙われやすいCMSでもあります。
悪意のあるハッカーによって
webサイトという財産を失う
リスクを少しでも減らせるなら
これ以上ないメリットと言えるでしょう。
親テーマ、子テーマの役割分担による更新の容易化
genesisの設計は、
子テーマの利用が前提になっており、
システムのコアをgenesis本体が、
サイトの外観を子テーマが
担当するという風に、
役割分担が明確化されています。
子テーマを変更することで
セキュリティや拡張性はそのままに
様々なサイトのニーズに
答えられるようになっているのです。
また、サイトカスタマイズの際も
改変内容を子テーマに書くことで、
genesis本体を更新する際に、
カスタマイズ内容が
上書きされることを防げます。
このように、設計の段階から
拡張性を考えて作られているので、
web開発者としても
安心して使えるテーマですね。
クライアントサイトへの利用もOK
購入したgenesisは
無条件でクライアントサイトに
利用することが可能です。
私も以前、genesisを利用して
会社のアフィリエイトサイト案件を
構築したことがあります。
genesisは大変優秀なテーマなので、
これは使う側としてはありがたいポイントですね。
Genesisのデメリット
日本語のサポート、情報が少ない
genesis最大の弱点はこれでしょう。
ネット上でもまだまだ日本語の情報が少なく、
英語が苦手な方にとっては
少し苦労が多いかもしれません
とはいえ、利用者数自体は
全テーマでもトップクラスであり、
海外サイトまで足を伸ばせば
大抵の疑問に対する回答を得られます。
例えば私がindexページを
独自のものを置き換えようとした時は
上記の海外サイトを見ながら
作業を進めました。
英語をすらすら読めなくても
google翻訳で大枠はつかめるので、
よほど英語嫌いでなければ
この点はそれほど気にしなくても良いでしょうね。
本格的なカスタムにはPHPの知識が必須
いくら設計が最初に
決められているとはいえ、
本格的なカスタマイズの際には
ある程度のPHPの知識が必須となります。
どちらかと言えばgenesisは、
サイト開発経験のある
中級者以上向けのテーマと言えるでしょう。
genesisの導入法
Genesisは有料のテーマです。
(記事執筆時点で$59.95)
上記のSTUDIOPRSS公式サイトへアクセスし、
Buy Genesis Frameworkをクリックします。
続いて、登録フォームページにて
氏名、メールアドレス、パスワード、
支払い方法(クレジットカード or Paypal)
を入力し登録を行います。
すると、Myページができるので、
そこからGenesis Frameawork本体と
子テーマをダウンロードします。
ダウンロードしたテーマを
Worfpressのthemeフォルダへ
アップロードします。
続いて、ダッシュボードの外観から
先ほどインストールした
Genesis子テーマを選択し適用します。
Genesisは子テーマと併用することを
前提とした作りとなっており、
Genesis本体を適用すると警告が出ます。
必ず、子テーマを選択しましょう。
これで、Genesis sampleテーマが
サイトのテーマとして反映されました。
あとはこのまま
子テーマを改造するもよし。
お好みのGenesis子テーマを探して
入れ替えるもよしです。
さいごに
以上、genesisの紹介でした。
日本語情報の少なさがネックですが、
速度やセキュリティ、SEO効果は
国内テーマを上回るものがあり、
さらにお値段も約5,000円と
手を出しやすい価格帯となっています。
本気でSEO考えるプロの方にこそ
一度お使いいただきたいテーマですね。
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